
細川ガラシャ:散りぬべき時知りてこそ (ミネルヴァ日本評伝選)
¥5,312 税込
残り1点
送料が別途¥1,000かかります。
戦国の世に咲いた一輪の花、その信念は歴史を揺さぶった。
細川ガラシャ(1563年から1600年)細川忠興正室
明智玉子は、実父光秀が起こした本能寺の変に際して山中に幽閉され、赦免された後にはキリスト教への信仰に目覚めてガラシャの洗礼名を受け、石田三成らが挙兵した際には人質となるのを避けるために自ら命を絶つという、劇的な生涯を送った。
運命に翻弄されつつも信念を貫いた女性は、激動の戦国の世をどのように見たのだろうか。
[目次]
はじめに
第一章 明智光秀の娘
1 ガラシャの本名と父母
2 明智光秀の親族
第二章 織田信長の兄弟姉妹・子女の配置
1 信長時代の織田氏
2 信長の子女の役割
3 信長の婚姻政策
第三章 信長と光秀・藤孝
1 信長への家臣化
2 信長の意見状
3 浅井・朝倉両氏の滅亡と信長の構想
4 一向一揆の平定
5 安土城の信長の天下構想
6 「調略」を働かせる天正六・七年の光秀
7 信長第一の重臣は光秀
8 天正十年、光秀に何が起こったのか
第四章 本能寺の変とその後の明智氏・細川氏
1 本能寺の変を見なおす
2 本能寺の変後の明智一族
3 本能寺の変の意義を考える
4 明智弥平次と左馬助は誰か
第五章 忠興と玉子の婚姻
1 忠興の少年時代
2 忠興と玉子の婚姻
3 荒木一族の処刑
4 玉子の第一子第二子出産と丹後への国替え
第六章 丹後時代の玉子と忠興
1 丹後の平定戦
2 「馬揃え」での忠興の役割
3 玉子の運命の暗転
4 細川家の見る光秀の逆意の真相
第七章 秀吉時代の玉子と忠興
1 離別された玉子
2 味土野の玉子といと
3 儒家清原家
4 大坂玉造に出来た細川邸
5 「伴天連追放令」
6 玉子の改宗
第八章 天正末年から文禄初年の細川家
1 忠興の北条攻め参戦
2 徳川家との縁
3 秀吉の家臣としての忠興
第九章 豊臣秀次事件の波紋
1 豊臣秀次の立場
2 事件の原因を探る
3 秀次の普請と献金
4 細川家への縁坐の危機
5 秀頼を囲む体制づくり
第十章 関ケ原合戦と玉子の最期
1 秀吉死後の豊臣政権
2 前田利家と徳川家康
3 三成譴責・逼塞事件と家康の大坂入り
4 慶長五年の幕開け
5 忠興の元に届いた玉子自害の知らせ
6 霜の見た玉子の最期
7 玉子自害の歴史的意義
終 章 苦難の中の花の一生幸福から苦難へ
参考文献
あとがき
細川ガラシャ略年譜
事項索引
人名索引
続きを読む
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥5,312 税込